カウンセラーの大西さおりです。

最大級といわれる大型台風がいよいよ近づいてきています。

ここしばらくの間、なんだか身体の調子が悪いという人がいるのではないでしょうか。

なにを隠そう、私がその一人です。

頭が痛かったり、とにかく身体がだるかったりとスッキリしません。

実はこれ、「気象病」とよばれるものなのだそうです。

気象病とは、文字どおり天気によって引き起こされる心身の不調のことです。

症状は人それぞれですが、頭痛・関節痛・神経痛・めまい・耳鳴り・気管支ぜんそく・うつや不安・むくみ・だるさ・眠気…など。

主な原因は、気圧の変化だといわれています。

気圧の変化(多くは気圧の低下)は身体にストレスをあたえますが、それに対抗しようとして自律神経が活性化されます。

ところが交感神経(興奮させる働き)と副交感神経(リラックスさせる働き)の調整がうまくいかなくなってしまい、体調不良になると考えられているそうです。

気象病の研究が始まったのは最近のことですが、それだけ症状に悩む人も多いということなのでしょう。

気のせいなどと思わずに、気圧の変化に注意することでなんとか対応していきたいですね。