カウンセラーの大西さおりです。

ときには日頃の自分を振り返ってみる機会もあるかと思います。
そんなときに多くの人は「できなかったこと」に目を向けがちなのではないでしょうか。

もちろん「できなかったこと」に目を向けることが悪いというわけではありません。
自分を反省したり、次からはもっとできるようにとモチベーションをあげることにもつながるかもしれません。
そうであれば問題はないでしょうが、「できなかったこと」によって自信をなくしたりやる気を失ってしまうような場合は避けたいものです。

では、どうしたらいいのでしょう。
落ち込みがちなときには「できなかったこと」だけではなく、あえて意識して「できていること」にも目を向けていくのです。
そもそも「できなかったこと」だけにしか注目しないのは、バランスが悪い考え方の証拠です。
「できたこと」やできなかったことから学んだことにも目を向けることができてこそ、バランスよく物事をとらえられているといえるのです。
どんなときでも片寄らず、考え方もバランスが大切です。