カウンセラーの大西さおりです。

「新しい生活様式」などという言葉に代表されるように、私たちの生活はずいぶんと変わってしまいました。
それでも少しずつ、いろいろなことが私たちの生活に戻って来つつあります。
たとえば、プロ野球やサッカーのJリーグなどのスポーツも徐々に再開され始めています。
まだ演劇や音楽などの分野は元通りにはならないものの、それでも新しい方法で活動しようと模索している人たちもいます。

こうした活動は生命活動にどうしても必要なものでもない、まさに「不要不急」のものの代表です。
けれど、私たちの生活に「楽しみ」をもたらしてくれる大切なもののひとつであることを実感したのではないでしょうか。
楽しむことは、私たちが本来持っているこころの働きのひとつです。
もしなにかをこころから楽しむことができなかったり楽しむことに罪悪感や後ろめたさがあるとしたら…。
それはどこかで自分自身をおさえていたり、自分の気持ちを無視しているのかもしれません。

「楽しむ」ことを自分に許してあげることは、本来の自分を自由にしてあげることでもあります。

どんなことでもこころから「楽しむ」ことができているか、自分に尋ねてみませんか。