カウンセラーの大西さおりです。

自分を変える、というのはなかなか難しいことです。
たとえば、スポーツ選手にとって自分のフォームを変えるのはとても勇気がいることだといいます。
もちろんフォームを変えるには、それなりに理由があるはずです。
なにか今のままでは悪い部分があるとかもっと成績をあげるためとか、とにかくなにかメリットがあるからこそ自分を変えようとするわけです。

とは言うものの、人間は新しいことを始めるときには不安を感じるもの。
今までのやり方に不満もあったとしても、それなりになんとかやってこれたという思いもあります。
新しいやり方でうまくいくという保証はないのですから、できればこのままでいたいと思うのも当然です。
でもこれまでのやり方でひとつでもデメリットがあるとすれば、とりあえず新しいやり方にトライしてみてもいいのではないでしょうか。

私たちは、それぞれが自分なりの考え方や行動のクセを持っています。
それがもし自分が苦しくなるようなクセだったとしたら、どうでしょう。
苦しいままでそのままそのやり方を続けるか、新しい考え方にチャレンジするか？
自分が少しでも楽になれるような、新しい考え方や行動に変えてみることに挑戦してもいいのではないでしょうか。
勇気をだして、チャレンジしてみませんか。