こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

人から嫌な事をされたり、言われたりすると仕返しをしたくなる人は多いのではないでしょうか。

または、その場はやり過ごして、気が付いたら仕返しをしていたという場面も

目を向けてみると案外あったりするものです。

そもそも嫌な事をされただけで何故終わることができないのでしょうね。

その時に色々な感情が沸き、それらは記憶の一部として永遠に残り続けていきます。

抱え続けることでどうしても許せないという感情が生まれ

それらと似たような状況で相手を選ばずに仕返しをしているなんてこともあったりするのです。

嫌な事をされたり、言われたのだから仕返しをして当然という考えの人は沢山います。

同じ痛みを味わわせたいという気持ちは実は自身を理解してほしいという欲求でもあるのです。

こんなにも苦しかった、傷ついた、辛かった

だから同じ目に遭って同じ痛みを感じてほしい

女性に多い思考や心理だったりします。

ここで一歩立ち止まりたいのは、仕返しをすることが悪いということではなく、

仕返しをしている自分を客観的に見たり、仕返しをしている誰かを見て

あの人素敵だな☆と思えるかどうかという所です。

個人的には素敵だな☆なんて微塵も思えませんし、逆に醜く感じてしまいます。

なので、仕返しをすることは無意味であるという捉え方をしています。

言われっぱなしでいいのかといえば、そうではなく、

出来る限りその場で、その行動や言葉によって自分が抱いた感情を伝えるようには心がけています。

そんな風に言われるととても傷つくよ　等＾＾

自分と全く同じ痛みを相手にも味わわせるなんて不可能です。

自分にとっては大きな痛手であっても相手にとってはかすり傷ぐらいという場合もあるからです。

では相手にとって大きな痛手を・・・と考える時は一歩立ち止まって、

自分自身や誰かの姿を客観的に想像してみましょう。

受けた痛みは自分自身でしか癒していくことはできません。

恨みつらみを言った所で、相手は覚えているのかさえ疑問で、それが現実です。

自分が好きでいられる自分でいましょうね＾＾