カウンセラーの大西さおりです。

我が家ではネコを飼っています。

今でこそ家のなかでも我が物顔で歩き回っていますが、もともとは野良ネコだったためになかなか人になれませんでした。

エサを与えても人が見ていると食べようとはせず、少しでも近よろうとする「シャーッ」と恐ろしい勢いで威嚇され…。

野良ネコとして生活してきた彼らなりに考えた結果、「人間は危険だ」という考えがしみついていたのでしょう。

ネコたちにとって人間を警戒しながらの生活はかなりストレスだったはずです。

それでも人間と暮らしていくなかでネコたちも「人間も大丈夫なのかも…」という考えを取り入れていった結果、安心して生活できるようになりストレスも減少していきます。

安心しているので人間にも近付いて行くことができるようになり、行動が変化します。

そこで新しくエサがもらえたり気持ちのいい寝床が手に入ったりすると、ますます「人間も悪くない」という考えになり…。

こんなふうに、ネコも変わっていったという訳です。

ネコも自分にとってデメリットのある考え方を変えているようです。

ネコも考える。

もちろん人間にもできるはずです。