カウンセラーの大西さおりです。

赤ちゃんの成長のスピードというのは、目を見張るようなものがあります。

日に日に理解することが増えたり、できるようになることが増えていったり。

およそ二歳くらいまでの間に、赤ちゃんは人としてのさまざまな特徴をすごいスピードで学んでいくといいます。

たとえば自分と他人は違うということを知ったり、相手に共感することをおぼえたりと、私たちが思うよりもずっと難しいことを学んでいるのだそうです。

赤ちゃんは真っ白なスポンジなように、ぐんぐんとまわりの人からいろいろなことを吸収していくのです。

ではそのときに学んだことがすべてになってしまうのでしょうか？

もちろん幼いときに身につけたことがベースになることは間違いありません。

でも人は成長するにしたがって、自分なりの考えを持てるようになります。

大人は自分で取捨選択することができるし何度でも学びなおすことができます。

ずっと学びつづけることが人間らしさなのかもしれません。