カウンセラーの大西さおりです。

相手のことを思うあまりに、つい干渉しすぎてしまう…といったことはありませんか？

よかれと思ったのになぜかトラブルになってしまうことがあるという人は、要注意です。

どこに問題があるのでしょうか。

こういった場合には自分では「相手のことが心配だから」「相手のための行動だから」と思っていても、多くは自分のために行動していることがほとんどだからです。

相手のためというよりも「相手の問題で不安を感じている“自分を”安心させるため」だった、ということではないでしょうか。

家族や親しい友人、恋人など関係が近い間柄ほど、相手が困っていたり苦しんでいたりしたときには自分のことのように感じてしまいがちです。

ただし助けを求められているわけでもないのに、必要以上に介入してしまうのはまた別の問題です。

ときには自分のためなのか相手のためなのかを、今いちど問い直してみることも必要です。