カウンセラーの大西さおりです。

正しい答えはなんだろう？
そう考えたとき、困ってしまうことはないでしょうか。
それは“正しい答え”というものがかならずしもひとつではないから、なのだと思います。

あるときには正しいと思われたことも、相手や場面が違えばそうでもない…。
現実の世界のなかではそんなことばかりです。

テストの答案のように、答えはいつもひとつということはほとんどありません。
それなのにいつも正しい答えを探しだそうとしていたら、身動きが取れなくなってしまうに違いありません。
いくつもの答えの中から、いまここで自分がベストだと思うものを選ぶ。
それくらいの余裕をもっていてもいいのではないでしょうか。