カウンセラーの大西さおりです。

わたしたちにはさまざまな感情があります。
でも、できることならイヤな気持ちになったりはしたくないものです。
どんな感情であっても、感情がどこからか勝手にやってくるわけでも突然沸き上がってくるわけでもありません。

感情が発生するのはこんな図式で表すことができます。

　ある出来事が起こる　

　(例　見たことのない動物があらわれる)
　　↓
　「知らない生き物＝危険だ」と考える
　　↓

　不安や恐怖といった感情がわきあがる

では同じ状況で「危険だ、あぶないぞ」と考えるかわりに、「おもしろい、興味深い」と考えたらどうでしょうか？
おそらく不安や恐怖ではなく好奇心やワクワクするという気持ちになるはずです。
こんなふうに考え方をちょっと変えることができれば、自分の感情もコントロールすることは可能なのです。