こんにちは。
カウンセラーの和田直子です＾＾

もっと強くなりたい
そう思う人は多いものです。
私も過去はそうでした。

この思いにはどこかカラクリがあるのではないかと思います。

強さに憧れを持ち、弱さを拒絶し、自分は強いのだと虚勢を張る
強くなりたいという思いはそれでいいけれど
何の為に強くなりたいのか？

そのカラクリは糸が絡まっているかのように複雑に見えるのですが
整理して考えると実はとってもシンプル

虚勢を張ることが本当に強いといえるのか
弱さを拒絶することは強いことなのか
人に弱さを見せることは弱いことなのか

皆自分自身に対して理想を持っている

だからこそそこに近づきたいし、そういう自分でいたい
それだけならばなんの問題もないけれど
演じてまで手に入れる理想はあくまで虚像であるということ

強さって
人を威圧することでもない
強さを演じることでもない
涙を見せないことでもない
見下すことでもない
バカにすることでもない
自分の思い通りにしようと丸め込むことでもない

それとは正反対のこと
そんなことをしているから、どんどん弱くなる

傷つきたくないから自分を守っているのに
守るどころか全く持って守れていない
だから、どんどん傷つく機会が増える
そしてどんどん弱くなる

そういう人から人は遠ざかる
それは恐れとか怖さからでもなんでもなくて、
ただ、面倒だから、嫌いだから、トラブルに巻き込まれそうだから
といったシンプルな理由から

強さを履き違えるということは、孤独になるということ

本当の強さって
自分の弱さを受け入れ
弱みを人に見せられる人なんだと思います。

「私は弱い人間です！」
その言葉こそが、真実であり、本当の意味での強さなのです