こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

心が何かに捉われるという状態はどういう状態なのかといえば

何かに拘っている状態とも言えます。

出来ることに拘っていると

出来ることが素晴らしく、出来ないことは悪ぐらいに捉われてしまいます。

心が捉われてしまうと様々な考え方に影響を及ぼし

その考え方が元で感情にも影響を及ぼすものです。

例えば出来る、出来ないに捉われてしまうと

周りは出来るのになどと周りとの比較をします

そして視野が狭くなりますからできたことよりも出来ないことの方が目についてしまうものです。

何故出来ないのだ！と自分自身に対して腹が立ちますから

自己否定の感情がどんどんと湧いてきます。

自己否定ばかりでは辛いものですから、他者からの評価を求め

認めてくれる人を探し、認めてくれる人と一緒にいる

それは好きだから一緒にいるのではなく

自分で認められない自分を認めてもらう為に一緒にいるという

どこか目的が変わってしまっていますから人間関係にも支障をきたすようになってしまうのです。

たった一つの出来るとか出来ないに拘っただけなのに

ここまでの影響が出てしまうのです。

そういうプロセスを歩んでいる人は沢山いますから

修正をするためにカウンセリングがあるのかもしれませんね。

こうしたらいい、という方法論を求める人も沢山いますが、

それは表面的に良くなったという事実だけで根本は変わっていませんから

再発の可能性が極めて高いものです。

la ccordでは根っこの解決を目指してカウンセリングをしているのは

そういう理由だったりもするのです。

捉われた心から捉われなくなった心へ

時間は沢山かかります。

沢山時間がかかったとしても、その後の人生のが長いのですから

決して無駄な時間ではないはずです。

大切なのは素直に認めていく心なのだと思います。

意地を張った分だけ人間関係がこじれるのと同じで

自分自身の内側がこじれてしまいますから

今はこじれていたって、修復は出来るから怖がらなくていいんだよ＾＾