カウンセラーの大西さおりです。

４月20日は、二十四節気のひとつ「穀雨（こくう）」でした。
穀雨とは、この季節の田畑を潤し穀物の成長を促す春の雨という意味だそうです。

あたたかくなってきて外に出る機会も増えてきたこの時期に雨が降ってくると、なんとなく残念な気分になったりします。
でもたしかに植物が芽を出したり穀物を育てたりするためには雨は必要で欠かせないもの。
雨が降ることは残念なことではなく、雨を心待ちにしている人もいるのです。

自分の視点だけで物事を見てしまうと、ほかの面が見えなくなってしまうことがあります。
だからこそあるところだけを見て、良いか悪いかや正しいか間違っているかを判断するのは危険なことでもあります。
物事はひとつの面だけでできているのではなく、いろいろな面があるということを忘れないようにしたいものです。