こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

生きていれば良い出来事も悪い出来事も嫌な出来事も幸せな出来事も起こるものですよね。

ハッピーな出来事については心に対して何らトラブルを起こすことはありませんが

ネガティブな出来事については色々な方向に向かって進む道があるように思えます。

例えば誰かに嫌われたとします。

自分はその人の事を好きとも嫌いとも思っていない人だとします。

嫌われていい気持ちになる人は少ないでしょうから、

自分に向かってくる嫌いの感情がなんとも不愉快に感じてしまいますよね。

自分に対する態度が他の人と違っていたり

自分だけ避けられるような行動を取られると更に加速していくものです。

そうこうしている内に自分自身もその人の事を嫌いだという感情が出てきます

嫌なものは嫌ですからね

ここで一歩立ち止まって考えたいのは

嫌われている人に対して嫌い返すことは

仕返しをしているようなものですから、嫌な人と同じ土俵に立っているということです

本来自分が立っていたフィールドはそこではなかったはずです。

嫌われているからといってわざわざ同じ土俵に立つことで心の中に葛藤が生まれます

どうして嫌われるのだろう

どうして嫌な態度を取られなくてはいけないのだろう

どうして・・・

そんな思いがどんどん出てきますから、

気持ちの切り替えをしたくてもできなくなってしまいます。

悩みは尽きなくなりますから、気分も沈む一方ですし元気でなくなってしまいます。

生きていれば嫌われることももちろんあります。

わざわざ嫌い返すことで失われるものは沢山あったりするのです。

嫌なものは嫌ですが、わざわざ同じ土俵に立つ必要はありませんね。

自分が立っているその場所をしっかりと認識をして

引っ張られようが引きずられようが、嫌い返すという方法で

相手と同じ場所に立たないように踏ん張っていきたいものですね＾＾