カウンセラーの大西さおりです。

最近ではコスパやタイパなど「ムダを省く」ことが求められているようです。

そのためなのか、望んだ結果が得られないと「ムダなことをしてしまった」ような気分になる人も多いと聞きます。

結果が得られないことは、本当にムダなのでしょうか。

ムダなことには本当になんの価値もないのでしょうか。

それが望んだ結果ではなかったとしても、そこから得られるものや学べることはなにかあるともいえます。

そう考えれば、一見ムダに見えるプロセスでも貴重な経験だと思えるはずです。

たとえばゲームなどはこの「経験値を積む」というプロセスが大切な要素になっています。

人生でも同じように、うまくいかなかった経験やそこから自分自身が学んで成長していく過程が重要なのだと思います。

その時にはムダだと思ったことが、あとからヒントになることだってあります。

ムダになるかならないかは、結局のところ自分の考え方次第なのかもしれません。