カウンセラーの大西さおりです。

今年も３月11日がやってきました。

東日本大震災から13年、みなさんはどんな一日を過ごされましたか。

災害というものは人間の力で防ぐことはできません。

でもその被害をできるだけ小さくすることは可能です。

いつかは災害に見舞われるかもしれないと誰もが思ってはいるはずですが、すべての人が現実に行動を起こせるわけではありません。

「きっと自分は大丈夫」「なんとかなるだろう」

そんなふうに考えてしまうのは、不安から自分を守ろうとするわたしたちの心のはたらきによるものです。

災害のことを考えると不安になってしまうという人もいるかもしれません。

でももし不安になったとしても、まずはいま自分にできることはなにかということを考えてみることをおすすめします。

少しだけ食料や水を買っておくとか足りない防災グッズを用意してみたりといった、自分にできることから始めてみましょう。