みなさんこんにちは

精神保健福祉士の増村里佳です

先日あるクライアントさんと園芸のお話をしていて

「植物も子どもも手をかけすぎるとダメですね～」

 とおっしゃった言葉が印象に残り、思い出したことがありました

以前あるハーブを鉢植えで育てていた時に

毎日しっかり水をやり、月一度必ず肥料をやり

大切に育てていたのに枯れてしまったことがありました

次の春、種が落ちた砂利の間から同じハーブがはえてきて、

放っておいたら鉢で育てていた時よりもずっと元気に大きくなったのです

今ではすっかりたくましくなり、抜かねばならないほど増殖しています

そう考えると、持っている特性を無視してこちらの思いだけで手をかけ過ぎ

結果として弱くなったり、枯れたりするのは

植物も人も同じなのかもしれませんね

適当にマイペースに続けている私の園芸の中で、最近気づいたのは

「毎日目を向ける」という当たり前の事が大切なのだということです

忙しいと庭をいじるどころか見ることすら忘れてしまいがちですが

毎日数分でも庭の草花を丁寧に見ると

ちょっとした変化に気付いてうれしくなったり、心配したり

手を出すよりも先に、そういう自分の中の気づきと感情を大切にすることにしました

良い事もそうでないことも、まずは気付いて受けとめる

人とのかかわりの中でも必要な姿勢なのかなと思っています