カウンセラーの大西さおりです。

いつも散歩するルートに、近所の農家の方がひらいている無人販売所があります。

小さなテーブル（ちゃんと屋根もついているのです）に料金をいれる缶が置かれていて、ときどきのぞくのを楽しみにしています。

商品はそのときどきの季節の野菜や果物なのですが、おそらくは出荷するには形が揃っていなかったり大きさが足りなかったりした「規格外」のものなのでしょう。

でもよく考えるとちょっとおかしな気もします。

規格外かどうかというのは人間が勝手に決めたものです。

規格に合っていたほうが出荷や輸送にメリットがあるということなのでしょう。

でも植物からしてみたら納得いかないかもしれませんし、生産者も不本意なことでしょう。

ときどき買ってくる商品は、もちろん規格外だろうがなんだろうが味は変わらず美味しくいただいています。

規格外の品にもこうしたルートがあるのは、誰にとってありがたいことなのだと味わっています。