カウンセラーの大西さおりです。

20日は大寒でした。

大寒という文字の通り、今が一年でもっとも寒い時期にあたります。

また二十四節気においては「冬の最後を締めくくる約半月」でもあります。

いずれやってくる春に向けて、エネルギーをたくわえておくための大切な季節という解釈もあるのです。

大寒の時期が終わるといよいよこのあとの立春が一年の始まりとなります。

（新年の挨拶に「新春」などの文字がならぶのもこのためだとか）

昼間も短く寒さ厳しく活動的にはなりにくいこの季節を、次のステージに向けて備えておく準備期間と考えたのかもしれません。

調子がいいとき悪いとき、行動を起こすときと休むべきとき、人生にはその時に応じたステージがあります。

どうにもならないときには、無理せずゆっくり休んでおくことも必要だということかもしれません。

寒さも厳しく心身ともに不調になりやすい時期ですが、そんなときでももうすぐやってくる春に備えて力をためていると考えて過ごすのもいいかもしれませんね。