カウンセラーの大西さおりです。

今日は「昭和の日」です。

最近では昭和レトロなどという言葉もあるそうです。

昭和を知らない若い人たちも、昭和になつかしさを感じるのだとか。

昭和生まれとしてはレトロというほど古いのかとちょっとおどろいてしまいます。

（でも昭和といっても自分が生まれた頃やもっと以前のものは、たしかになつかしさを感じるかも）

ただしイメージと現実とは多くの場合ギャップがあるものです。

とくに思い出というのは美化されやすいものですから要注意です。

たしかに当時の文化や流行のユニークさやあたたかさ、手作りや人付き合いの濃厚さなど、現代では失われつつあるものにはあこがれやなつかしさを感じます。

その一方で実際には公害問題だったり交通事故の多さだったりマナーの悪さだったり、昭和の時代の悪いところもたくさんあったわけです。

当たり前のことですが、ものごとにはいいところも悪いところもあるということを忘れないようにしなければいけませんね。