こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

私が心理学の勉強を始めて最初に出会った言葉があります。

カナダの心理学者エリック・バーンの言葉なのですが

過去と他人は変えられない

しかし、今ここから始まる未来と自分は変えられる

今でこそ、そらそうだなんて思えますが、

当時はとても衝撃的で感動を覚えたのを今でもしっかり思い出すことができます。

まぁ、若かったですね＾＾；

不思議なもので、年齢が上の人と話をすると

相手を変えよう

子供の意識を変えよう

この人のここを変えてあげなくては

と、自分ではなく誰かを変えようという意識を持っていることに気づかされます。

特に子供をもった女性に多い思考だったりもします。

恐らくそういった方達は誰かに救われたり

誰かの言葉で自分が変わることができたり

あの人が自分を変えてくれた、

そんな経験を持っているのだと思います。

ただ上記にも書いたように過去と他人は変えることはできません。

それが自分の子供であっても、です。

悪いことを悪いと教えるのは親の課題です

その悪いことをやるかやらないかは、子供の課題なのです。

やめさせなくちゃ！

そのピリピリした空気は子供に伝わりますし

ピリピリしているからこそ、またやってしまうという悪循環もありえます

またやってしまうかもしれないから見張っていなくちゃという発想ではなくて

教え続けること、信じ続ける事、見守り続ける事が親としてできる事なのです。

時々、自分が変わることで子供も変わってくれるだろうという考えを持つ方もいます。

自分が変わろうとしていることは素晴らしいことに変わりはありませんが、

子供まで変わってくれるかどうかは自分の問題ではありませんので

そこを期待するのは別問題なのです。

それは子供に限らずパートナーや友人あらゆる人間関係でも言えることではないでしょうか。

変えられるのは今ここからの未来と自分だけ

それを肝に銘じていたら自分の問題に他人を引きずりこむことはなくなりますし

その逆もなくなってきます

都度整理は必要にはなりますがね

変えたいと思うからこそ生じる問題もあります。

整理したい方はLa ccordまで＾＾