カウンセラーの大西さおりです。

ある朝、新聞に目を通していてびっくりしました。

知っている名前があったからです。

といっても事故や事件ではないのでご安心を。

読者の投稿のページに掲載されていた写真の下にあったのが、知人のお父さんの名前だったのです。

退職されてからは趣味の写真を撮るためにあちこち出かけていることなど、ずいぶん前に聞いたことがありました。

ときには新聞などに投稿しているらしいこと、なかなか載らないけれど本人は励みにしているらしいといったことも…。

引退しても趣味があるのはいいことだし、目標があったほうが励みになっていいよね、と知人と話したことも思い出しました。

その写真は、知人のお父さんが出かけた先でみつけた“ほっこりしたひとこま”を撮影したものなのでしょう。

（私には写真のことはよくわかりませんが）そこには投稿して紙面に載るような写真を撮ろうとか、賞を狙おうといった気負いは感じられません。

それよりも、小さなものにも目を向けて日々の生活を楽しんでおられる様子が伝わってきます。

きっとそこがよかったのかな、と想像したりしています。

歳をとっても、いえ歳をとったからこそ「楽しいこと」をこつこつ続ける。

私もそうなりたいと思います。