カウンセラーの大西さおりです。

今日はこどもの日。

今はもうおとなのみなさんでも、心の中には誰でもこどもの部分があるはずです。

そんなこどもを無視して、おとなの都合ばかりで生きていませんか？

こどもの自由な好奇心や、素直に気持を表現するこころを押さえ込んでしまっていないでしょうか？

生まれたばかりのこどもは、本能のままに生きています。

お腹が減った、おしめが気持ち悪い、気持ちいい等々…。

とはいえ、少しずつ大きくなるとこどもなりに社会のなかで生きていくためのルールを覚えて行くようになります。

お友だちには優しくしてあげようとか、約束は守らなければいけないといったことを、まわりのおとなたちから学んでいきます。

自分の欲求だけで生きることはできませんし、逆にルールに従っているだけでも生きられません。

場合に応じて、自分の欲求と社会のルールとを上手にバランスを取って行動できるようになること。

これが「おとな」であることなのだと思います。

みなさんはちゃんと「こども」の部分と「おとな」の部分をコントロールできていますか？