こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

思い通りにしたいと思っている人を、多くの人は我儘と捉えるのではないでしょうか。

カウンセリングをしていると、思い通りにしたいと思っている人は沢山います。

そして話を聞いていると、実はそんなにも我儘ではなかったりします。

何故かと言えば特定の人間関係に限定されていたりするからです。

全く我儘ではないかといえば、そういう訳ではありませんがね。

思い通りにしようとする人は支配的な人が多いです。

自分のパートナーや子供、親、兄弟など特定の人間に大方限られていたりします。

そしてそういう人は結構完璧主義でもあったりします。

自分の思い描く完璧さに周りも従ってほしいからこそ

支配的になるわけなのですが、

自分自身も支配されているということには気づきにくいものです。

個人的には完璧主義自体は悪いことと思いません。

では何が苦しめるかといえば、

周りを巻き込むということと、何事も過ぎるということです。

やり方や考え方、発想なども寸分の相違も許さないというのが

完璧主義の生き辛い部分ではないでしょうか。

１分足りとも時間がずれることを自分にも相手にも許すことができないので

人間関係のトラブルも増えてしまいます。

完璧主義も自己完結ならば悪いことではありません。

誰にも迷惑かけませんからね。

そして誰かによってズレてしまったものを許してあげられる柔軟性も持てるのなら

なんの問題もないことでしょう。

誰かを自分の思い通りにするなんて、出来るわけありません。

どうして？なんであの人は！！と疑問に思いがちですが、

それは相手の問題ではなく自分の問題なので、自分の心と向き合う必要があります。

自分に従ってくれない相手が悪いのではなく

従わせようとする自分の問題なのですからね。

思い通りにしようとすると、他のものを認めずらくなってしまいます。

完璧主義の落とし穴はこういった所にあるのです。

誰も思い通りにはならないし、自分も誰かの思い通りになる必要はない

自分がやりたいと思えばやればいい

ただそれだけの話です。

ややこしくしているのは結局は自分自身だったりするのです