カウンセラーの大西さおりです。

人には誰でもその人なりの「考え方のくせ」を持っています。

たとえば…

几帳面なAさんは、いつも「～しなければ」と自分を律しています。

Bさんは物事を先回りして考える慎重派。

人の気持ちを深読みするのが得意なCさんは、気配り上手だったりします。

その人の考え方のくせが、その人らしさを形作っているとも言えます。

ところが、この考え方のくせが自分自身を苦しめる元凶になってしまうことがあります。

Aさんは何かあればすぐに自分が出来ないことを責めてしまいます。

Bさんは悪いことばかり考えがちの悲観論者。

いつも人の顔色ばかりうかがっているCさんは、自分というものがよくわからなくなっています。

考え方のくせが個性といえるうちは良いのですが、こうなってしまうと困りものです。

何事もいきすぎてしまうと逆効果になってしまいます。

ほどほどが一番。

自分の考え方のくせが偏りすぎていないか、振り返ってみることも必要です。