カウンセラーの大西さおりです。

気づけばもう５月も半ばです。
外出することが少なくなったせいか、季節の移り変わりの早さにびっくりすることも。
季節の変わり目でもあるこの時期は、体調を崩しやすいときでもあります。
急に夏のような暑さになって、身体がついていかないと感じる人も多いのではないでしょうか。

気温の変化は自律神経に影響します。
気温の差が5度以上の変化を繰り返すと、自律神経のバランスを崩しやすくなるといわれています。
在宅生活で外に出ることが減って運動不足になるなどの生活パターンの変化とこうした気温の変化によって、いまはその疲れが表面化しやすいとき。

・体がだるく感じる、疲れがとれない
・集中力が続かない、仕事の効率が落ちた、いつもの行動がおっくうに感じる
・ケアレスミスが増えたと感じる
・頭痛、胃腸の不調、めまいなどの体調不良
・寝付きが悪い、途中でよく目が覚める、早朝に覚醒してしまうなどの睡眠障害
・イライラしたりクヨクヨしたりすることが増えた

こうした自律神経の乱れを調整するには「体の疲れをとること」がもっとも重要です。
まず十分な睡眠をとること。体だけでなく脳の疲れもとることができます。
布団に入る2～3時間前から、スマホやパソコンなどの脳の負担になることは避ける。
できれば照明は暗めにして、寝る準備をしておくこと。
心身ともに寝る態勢を整えておくことが、疲れをとるための睡眠には大切です。