カウンセラーの大西さおりです。

自分のことを一番知っているのは自分自身、とよく言います。
では自分の性格を言葉で表すとするとしたら、みなさんはどう表現しますか？

「のんびりしている」
「せっかちだ」
「几帳面である」
「優柔不断」
たとえばこんな風に表現される性質も、じつは見方によってまったく逆の意味にとられる可能性があります。
「几帳面」もある人から見れば「きっちりしている」という評価ですが、別の人からすると「堅苦しい」になります。
同じように「優柔不断」もある人からすれば「慎重」だし、ほかの見方によれば「はっきりしない」という具合。

難しいのはどうとらえるか？ということに、はっきりした基準などないことです。
人によって違いもあるし、場面によっても違うでしょう。
逆にいえば、受け止め方しだいともいえます。

ちょっと見方を変えてみることで、自分の性格が違って見えるかもしれません。
自分のなかにはまだまだ「自分の知らない自分」がいるのかもしれませんよ！