カウンセラーの大西さおりです。

つねに頭を押さえつけられていたとしたら、誰でもとても息苦しいと感じるはずです。
ところが自分で自分を押さえつけているということには、人はなかなか気づかないものです。

どういうことなのでしょうか？

自分の「～したい」という“気持ち”よりも、「～するべき」「～しなければ」といった“考え”ばかりを優先させている…。
こんなことをしてしまっている人は、知らず知らずのうちに“自分の気持ち”を押さえつけているのです。
もちろん、自分の“気持ち”よりも“考え”を優先させなければならないときもあります。
どちらを優先させるのか、自分のなかでうまくバランスを取れていればいいのです。

自分を押さえつけている考えという“重し”を、ときにはほんの少しでも取り除いてあげる。

「～しなければ」を「～できたらいいな」に変えるだけでも、大きな違いです。
自分が息苦しいと感じなくなるように、ちょうどいいバランスをめざしてみませんか。