カウンセラーの大西さおりです。

私たちは良くも悪くも、考える生き物です。

考えることで、目の前の出来事にもさまざまな意味を持たせたり出来ています。

ところが考えることが出来るがゆえに、自分で勝手なイメージを作り上げて、それにとらわれてしまうことがあります。

なにか失敗をしたときに、必要以上に落ち込んでしまうことはないでしょうか。

「みんなは出来ているのに、自分はダメだ」

「いつも私はうまくいかない」

「次は絶対に失敗できない」

これらのなかには自分の思い込みが隠れています。

「みんなは～」

「いつも～」

「絶対に～」

こんな言葉が出てきたら要注意です(ほかにも「かならず」や「きっと」なども)。

たとえば、「みんな」といっても自分以外のすべての人が出来ていることなんてあるでしょうか。

そんなときには落ち着いて「本当に？」と自分自身に問い返してみてください。

自分の思い込みに気づけるはずです。