こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

何か自分にとって問題が起きた時や、怒りを感じる出来事があった時、

いつまでも許すことができない状態というのはとてもつらいものですよね。

早く許してしまえば楽になるのは理解していても

意地や悔しさや悲しさ、受け入れ難いなど、色々な感情が付随して

なかなかそこに至ることができないものです。

特に怒りを感じた場合は相手に対してのものが大きいので難しかったりもします。

無理やり許したとしても、なんの解決になりませんので時間をかけてゆっくり向き合ったらいいのです。

ずっと考え続けていると、段々自分自身に目が向いてきて

こんなに許せない自分を疑問に感じますし否定したくもなります。

そこで着目したいのが、なんの為に許すのかということです。

先に書いたように相手に怒りを持った場合は相手の為に許すというように受け取りがちですが、

実はそうではありません。

相手が傷つくことを言ってきたから、その人を許すというのは最終段階でいいのです。

相手の為というワードがあるから、意地になりたくもなりますし

悔しさがこみあげますし、ムキになりたくもなるのです。

では何のために許すのかといえば、自分が楽になる為でいいのです。

許すにも段階がありますから、まずは怒りを抱いている自分の感情や自分自身を許してあげてください。

感情は否定しなくていいのです。

素直に受け取っていいのです。

そうやって少しずつ自分で自分を許していってあげましょう。

言われてしまった自己責任という考え方ももちろんあることでしょう。

そこを認められることはとても素晴らしいことですから、是非受け止めてあげてくださいね＾＾

許すことは妥協ではありません。

もちろん、妥協して許すという場合もありますが、

それは自分が譲歩できたということです。

頑なさが柔らかくなったということ。

そうやってどんどん自分を許して、どんどん楽になっていきましょう＾＾

意地と頑固はとってもお邪魔なので、正義感の強い人は緩めることから始めましょうね☆