カウンセラーの大西さおりです。

どんな人でも「自分の考え＝価値観」を持っています。

この考え(価値観)が近いもの同士なら互いに理解もしやすいのですが、大きく違っている相手だと「理解できない、相手はおかしいのでは？」と考えてしまいがちです。

これはお互いが違う単位の物差しを使っているのに、それぞれが自分の物差しを使って相手をはかろうとしているから。

(しかもわたしたちは自分の物差し“だけ”が正しいと考えがちだからです)

これではインチと尺の物差しを使って、互いに自分の計測した数値が正しいはずだと主張しあっているようなものです。

まずは自分の物差しと相手の物差しは違うものだと認めること。

それができた上で、ときには相手の物差しに合わせたり、相手と共通の新しい物差しを使うということも必要かもしれません。