カウンセラーの大西さおりです。

みなさんは普段「いくつの眼」を使いこなしていますか？

「たくさんの眼を持つ」というと、なんだか妖怪や化け物を想像してしまうかも…。

「たくさんの眼を持つ」＝「たくさんの視点を持つ」とも言い換えることができます。

映画やドラマは何台ものカメラで撮影されています。

カメラはさまざまな視点をあらわしているからです。

主人公(わたし)の視点で見えている映像、それぞれの登場人物の視点、客観的に俯瞰して見える映像…。

さまざまな視点の画面を観ることで、わたしたちは各人物に感情移入できたり物語の全体像を理解できたりしているわけです。

同じように普段の生活のなかでも「たくさんの眼を持つ」ことを意識することで、相手の立場を理解したり自分自身を振り返ったりすることにつながるかもしれません。