カウンセラーの大西さおりです。

普段あまり考えずに使ってしまう言葉でも、本当の意味は？と考えると「よくわからない」もの。

その代表が「普通」ではないでしょうか。

「～するのは普通」だとか「普通の人は～だ」とか、一般的なことや多くの場合に当てはまることなどを指す言葉のはずです。

でも「普通ってなに？」と聞かれるとちょっと困ってしまいます。

自分にとっての普通が別の人にとっては普通ではないということもあるからです(もちろんその逆も)。

つまり普通とは「自分にとっての普通」ということにすぎないとも言えます。

極端なことをいえば、みんなが思い浮かべる「普通」というのは幻想のようなものかもしれません。

だとすれば「普通」にとらわれすぎているるのは、ありもしない「普通」を追いかけるようなものです。

「普通」という言葉が気になったら、普通とは？と問いかけてみることも必要かもしれません。