カウンセラーの大西さおりです。

夏になると怪談だとか怖い話に聞く機会が多くなります。

エアコンなどなかった時代に、怖い話を聞いてゾッとすることで一瞬でも涼しさ(寒さ？)

を感じようということかもしれません。

私たちが「こわい」と感じるのは、なにかよくないことが起こりそうで不安になるからだといわれています。

この「起こりそう」というのがポイントです。

「絶対に悪いことが起こります」といわれると大変だとは思うものの、不思議とこわさは減少するような気がします。

おばけが出そうとか、なんだかわからないけれどなにかがいる、という方がこわいわけです。

起こるのか起こらないのか、なにものなのか「わからない」ということ。

そのこわさは、自分自身のこころの問題でも同じではないでしょうか。

どうしてこんなことをしてしまうのだろう。なぜ私は～なんだろう。

不安になるのは「わからない」ことからきているのかもしれません。