カウンセラーの大西さおりです。

コミュニケーション上手というと、みなさんはどんな人を思い浮かべるでしょうか。
話題が豊富だったり、話し上手な人かもしれません。
じつはコミュニケーションとは、言葉だけを指すのではありません。

ひとつには握手をしたり抱きしめたり、叩いたりといった身体的なやりとりも含まれます。
ほかにも表情や声の調子、しぐさなどの非言語のやりとりもコミュニケーションのひとつです。
普段わたしたちがうけとっている情報は、この非言語のコミュニケーションからのものが大部分を占めています。
同じ「ありがとう」という一言でも、無表情な人から言われるのとにっこり笑顔の人から言われるのではずいぶん印象が違います。
うまく話そうなどと考えるよりも、こうした非言語のコミュニケーションに気をつけることの方がずっと大切なことがわかります。