カウンセラーの大西さおりです。

10月に入ってからはカレンダーや手帳などが店頭に並び出したり、おせちの予約の広告を目にしたり、急に年末が近づいてきたような気持ちになって焦ってしまいます。
でも四月始まりのカレンダーをみてみると、やっと半分が過ぎて後半に入ったところです。
なんだか納得がいかないような不思議な気分になります。

物事をどう捉えるかの違いで、コップの水のたとえがあります。
コップに半分入っている水をどう考えるかは人それぞれです。
半分“しか”入っていないという人もいれば、半分“も”入っているという人もいます。
どちらも入っている水の量は同じなのに、捉え方によってずいぶん気分は変わってきます。
つらいときや不安なときほど、ほかに目をむける余裕はなくなりがちです。
でも自分の捉え方だけではなくほかにも見方はあるのだと知っているだけでも、気持ちはずいぶん変わってくるはずです。