カウンセラーの大西さおりです。

今日はこどもの日ですね。
わたしたち大人も、実はこころのなかにはいつまでもこどもの部分が存在しています。
こどもの働きをしているこころとは、自分の気持ちに正直で素直に表現できる部分です。
好きなものは好きだといえるし、心から楽しむことができます。
逆に悲しいときやつらいときには、正直に泣いたり弱音を吐けるのです。

とはいえ、ずっと自由なこどものこころのままでは生きてはいけません。
ルールを守ったり、やらなくてはならないことをやったり、周りに合わせたりということも社会生活のなかでは必要です。
そうなると自由なこどものこころは押さえられがちになってしまいます。
あまりにも押さえつけられ過ぎると、不安や怒りなどのマイナス感情のもとになってしまうことも。
ときには自由かこどものこころを解き放ってあげることも大切なのです。