カウンセラーの大西さおりです。

先日ある家電メーカーから「弱いロボット」が発売されたというニュースを目にしました。
このロボットは可愛らしいかたちはしているものの、
・自分では歩くことができない
・流暢に会話をすることもない
・なにか役に立つようなこともできない
という「助けを求める」ロボットです。

これまでロボットといえば人間ができないことをしてくれたり、完璧さが売りだったはずです。
でもそうした完全さや過度なコミュニケーションは、人にストレスを感じさせることにもつながってしまうのだそうです。
不完全なロボットは人が手伝ってあげることで喜んで見せることで、助けた人も幸せを感じることができるといいます。
不完全だからこその幸せということを、あらためて考えさせてくれるものなのです。