カウンセラーの大西さおりです。

わたしたちが行動を起こすとき、そのもとには「～したい」という気持ちや欲求と「～しなければならない」という考えのふたつがあります。
気持ちを重視するか考えを重視するかは、それぞれの場面に応じてその場にふさわしいと思った方を選んでいるのです。

ところが「～しなければならない」という考えばかりを優先させていると、結果として自分の気持ちを無視することになってしまいます。
なかったことにされた気持ちは、こころの中でくすぶったままモヤモヤと残っています。
さらには「～したい」という気持ちや欲求は、声をあげることすらしなくなってしまうかもしれません。
こうならないようにするには、きちんと自分の気持ちや欲求に耳を傾けてあげることです。
まずは自分の気持ちを認めることが自分を大切にするということなのです。