カウンセラーの大西さおりです。

つい人と比べてしまって落ち込んだり劣等感を抱いてしまうということはありませんか?

比べるというのはたしかに勝ち負けや優劣を調べるという意味もあります。

でももうひとつ、違いを調べるという意味もあるのです。

違いがあるということは、決して悪いことではありません。

違いは違いとして認めることと、勝ち負けや優劣をつけることとは別のことなのです。

自分は自分、他人は他人だと思っている人は、むやみに誰かと自分を比べることはありません。

一流のスポーツ選手はみな対戦相手ではなく自分自身との戦いだということを口にします。

比べる相手は自分自身なのであって、その結果を自分を成長させることにもつなげています。

比べることは悪いことばかりではありません。

今の自分の状態を知ることができたり、さらなる向上心を得ることも可能になります。

比べるなら上手に比べることが大切なのです。