カウンセラーの大西さおりです。

師走になってなんとなくせわしない気分で日々を過ごしている人も多いかもしれません。

そうでなくとも毎日なにかに追いたてられるような気持ちでいるとしたら、ちょっと「あそび」を取り入れてみることをおすすめします。

遊ぶとはただ単にだらだらしたり面白おかしく過ごすことだけを指す言葉ではありません。

たとえばものごとに余裕やゆとりがあることも「あそび」と呼ばれます。

身近なものだと車のハンドルを思い浮かべるかもしれません。

もしハンドルにあそびがなかったら、とても繊細なハンドル操作が必要になってしまい車の運転はとても危険なものになってしまうことでしょう。

また機械の部品などもあそびがないように緩みなく設計しても、今度は部品がきっちりはまりすぎて動かなくなってしまうのだそうです。

人間もまた同じことがいえるのかもしれません。

ちょっとしたおしゃべりやティータイムなど一見ムダなように思える時間にも、そこからアイディアが浮かんだり

気分がリフレッシュできたりした経験があると思います。

仕事や勉強や家事などを忘れて無になったり、なにかに夢中になる時間もまた大切なものなのです。