カウンセラーの大西さおりです。

人生は選択の連続だとよくいわれます。

現代の社会では、多くの場面で選択肢は数多くあります。

それなのに、人は追い込まれるとあれかこれかの二者択一になってしまいがちです。

あれかこれかの二者択一になると、ものごとはとても極端になってしまいます。

行くか戻るか、やるかやめるか。

もうそれ以外は考えられなくなるのです。

人は追い詰められているときほど視野が狭くなってしまうものです。

そんなときは一度立ち止まってみることです。

本当にこれかあれか、選択肢はふたつしかないのか。

どちらかを選ばなくてはならないと思いこんでいるだけではないのか。

たとえば、じつはこれもあれも選ぶことはできるかもしれません。

もしかしたら、これでもなくあれでもない他の選択肢があるかもしれません。