カウンセラーの大西さおりです。

今日から人権週間が始まります。

人権週間は、毎年12月10日の国際デーである「世界人権デー」を最終日とする12月4日～10日の一週間です。

これは1948年の12月10日に国連総会で「世界人権宣言」が採択されたことを記念して、1950年の国連総会で12月10日が人権デーと定めたことによるのだそうです。

わたしたちにとって、人権はあたりまえのものです。

でも人権とはなにか、あらためて考えると説明するのは難しいものです。

人権とは、誰もが生まれたときから持っている「自分らしく生きる」権利のことです。

わたしたちは一人ひとりはみんな違う存在です。

そんなわたしたちが「自分らしく生きる」ためには、それぞれの違うところを認めあったり、それぞれが大切な存在であることを意識しなければなりません。

もしわたしたちが「自分らしく生きる」ことができなかったら？

ひとりひとりが軽くあつかわれたり、違いを認められることのない世の中だったら？

この機会に人権のことをあらためて考えてみるのもいいかもしれません。