カウンセラーの大西さおりです。

自律神経の乱れは、心身ともに良くない影響を及ぼすといわれます。

これはどういうことでしょうか？

自律神経とは、身体の機能をコントロールしている神経です。

例えば、消化や排泄･血液を流す・呼吸をするといった、人が意識しない活動を自然に行えるようにしているのです。

自律神経には、交感神経と副交感神経があります。

交感神経は活動・緊張・活発さに関わっており、副交感神経は休息・リラックス･回復に関わっています。

車に例えるなら、交感神経がアクセルで副交感神経がブレーキの役目です。

あわただしい現代社会では、この２つのバランスが崩れて、交感神経が優位になってしまいがちです。

いつもアクセルをふかしっぱなしでブレーキが利きにくい車では危険ですよね。

意識的に副交感神経を優位にすることで、自律神経の働きを調整することが必要なのです。

・深くゆっくり呼吸する

・ぬるめのお湯にゆっくり浸かる

・十分な睡眠を心がける

・平日休日にかかわらず生活リズムを保つ

・ストレッチやマッサージなどで筋肉をほぐす

何かと忙しい時期ですが、こうしたことを生活に取り入れて自律神経を整えるようにしてみてはいかがでしょうか。