カウンセラーの大西さおりです。

我が家にはネコの一家がいます。

もともと母ネコが野良ネコで、生まれたばかりの子ネコをつれて庭にやってきたのを保護したのです。

この母ネコがしっかり者で、本当によく子ネコたちの面倒をみたのです。

エサをやってもまず子ネコたちに食べさせて、自分は周りを警戒しています。

子ネコたちが食べ終わるとようやく自分が食べ始めるのです。

眠る時もまず子ネコたちを一匹ずつ丁寧に舐めて毛づくろいをしてやります。

自分の周りに子ネコを全部集めて、安全な場所を寝床にしていました。

いまは子ネコたちもすっかり大人になりました。

身体の大きさも母ネコと同じか、それより大きくなったのもいます。

いつも母ネコのあとをついて回っていたのが、自分のお気に入りの場所をそれぞれみつけています。

母ネコの態度も変わりました。

子ネコたちを気にすることなく、エサを食べるのも眠るのも自分一匹です。

べつに仲が悪いというわけではなく、お互いにそれぞれが自分のペースで生活しているという感じです。

誰かに教えられたわけでなく、母ネコも子ネコたちもいつのまにか「自立」していきました。

いまでは良い距離を保ってみんなで生活しているようです。