カウンセラーの大西さおりです。

今日は「こどもの日」です。

今は大人になってしまったみなさんでも、かつてはだれでもがこどもであったはずです。

わたしたちの心のなかには、いろいろな自分がいます。

大きく分けると、気持ちや本音の部分をあらわす「こどもの心」と考えや建て前の部分をあらわす「大人の心」の二つです。

本来ならばふたつの心がバランスよく働いていることが理想的なのですが、現実には難しいようです。

社会や世間というものは大人が作ったものなので、社会生活をしているとどうしても「大人の心」が優先になってしまうからです。

うまく「大人の心」と「こどもの心」を使い分けることができればいいのですが、社会に適応しようとがんばる人ほど「こどもの心」を押さえてしまいがちです。

いつも自分自身の半分を押さえていたら、どうしても心は元気をなくしてしまいます。

そんな人は、ときどきは自分の「こどもの心」の声に耳を傾けてあげることが必要です。

今日はぜひ、「こどもの心」の声を聞いてあげてくださいね。