カウンセラーの大西さおりです。

自分の姿というのは自分ではわからないものです。

ふとガラスに映った自分の姿に驚いたり、録音した自分の声が聞いたことのないものだったり、写真に写り込んだ後ろ姿が意外だったり。

同じように自分がどういう人間なのかというのも、自分が気づいていないこともあります。

鏡や写真などのように自分の目でみることはできませんが、そのかわりの方法があります。

それはまわりの人たちからどのように自分が見えているのかを教えてもらうことです。

ただ、いきなりどう思っているのかを聞いても正直に答えてもらえるかどうかはわかりませんよね。

そのためにはまず、自分のことを正直に話さなくてはいけません。

たとえば「自分は人見知りで初対面の人とうまく話せないのが悩み」と自己開示してみる。

それに対して「たしかにうまく話せてないけど悪い印象はない」とか「自分が思うよりもちゃんと話せているよ」といったフィードバックが返ってくるはずです。

自分が知らなかった新しい姿が見えてくるかもしれません。