カウンセラーの大西さおりです。

長い冬の時間を過ごしている北欧デンマークにはヒュッゲという風習があるといいます。

ヒュッゲとは、「心地良い空間」や「リラックスした楽しい時間」、「人とのふれあい」などを大切にした考え方なのだそうです。

たとえば友人や家族とともに食卓を囲む時間や、コーヒーお茶を楽しむ時間を大切にすること。

モノやおカネといったものではなく、あたたかくゆったりした時間や空間が大切なのです。

でもこれらはわたしたちの生活の中にもあるはずのものです。

おやつの時間やみんなで鍋を囲む食事など、同じようなものなのではないでしょうか。

何気ない日常の中でヒュッゲのような時間を大切にしているからこそ、デンマークは「世界で最も幸せな国」の一つになっているのかもしれません。

ちょっとした幸せとは、それをきちんと意識することから。

ゆったりとした時間をしっかり楽しむことで、毎日の満足度は変わってくるのです。