こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

若い内の苦労は買ってでもしろ

という言葉がありますね。

確かにその通り！とその言葉の通りに若かりし頃は苦労の道を選んでいたように思います。

今の苦労が後々のゆとりにつながる

だから今苦労をしておくべき

そう考える人も沢山いると思います。

１０代や２０代前半であればそれもアリだとは思います。

けれど、精神的にも肉体的にも大人と見なされる年齢になった頃

どれだけの苦労をした所で足りないと感じてしまうことでしょうし

いくつになっても、まだまだだと思うのは向上心なのでしょうかね。

今の現状に満足してしまってはよくない

自称、向上心のある人はよくそんな事を言います。

そういう人達はどんな状況にもきっと満足できないと思います。

満足する事を否定した考えなので＾＾；

がむしゃらに頑張る

これが出来るのは若い内だけ

そういう意味での苦労という言葉でもあるように私には思えます。

ある程度年齢を重ねるとがむしゃらにやった所で結果はついてはきません。

そう気づいた時に自分のスタイルの確立ができてきます

それも苦労の一つ

向上心って今の現状に満足できないからもっと上を目指そうということなのでしょうか。

個人的には今の自分を認めた上でブラッシュアップに取り組むのが

本来の向上心なのではないかと思います。

今ある物の存在そのものを無視とか否定するのではなくて、

今ある物にどれだけ満足をして感謝をしていけるか

それはとても大切なことです。

そして今ある物の存在をどれだけ成長させていけるか

出来ない事を出来るようにするのではなくて

出来ることを得意にしていくことが向上心なのだと思います。

自分で×にしているものを○にしていくのはとてつもなく難しいことです

○を◎にしていくことは簡単とは言いませんが可能性を秘めていますね＾＾

私がどこか違和感を感じてしまうのは×を○にしようとしている意味合いのことを

向上心と呼んでいるからなのでしょう。

現状に満足してはいけないというのは、今を×にしているということ

それを○にするのはとてつもなく苦労することでしょうから

楽をしているように思えても○にしたっていい

×をつけ続けることは向上心でもなんでもないのではないでしょうか。