こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

主にパートナーとの間で起きやすいのが

被害者という名の加害者です。

これはどういうことかというと

相手に傷つけられたことが何度もある場合、人は段々許せなくなるものです。

相手からしたら何気ない一言だったとしても傷ついている人もいますからね。

そんな言動や行動が繰り返されていくと、誰だって積り積もっていくものではないでしょうか。

散々傷つけたことが許せない！！という気持ちになると

どういう訳か復讐をしたくなるものです。

傷ついている自分自身を相手に解ってもらいたいものですし

その為には同じぐらい傷ついてもらわなくては、

そんな気持ちから復讐というのは生まれます。

最初は些細なことであったとしてもエスカレートするのが人間です。

今までされたこと以上の行動や言動をし、

本来被害者であったにも関わらず、加害者へと姿を変えていく

そして最初の目的は解らせることだったはずが

相手を傷つけることへと無意識に変わっていく

だって自分はもっと傷ついているのだから、どれだけしても足りませんから

自分のしている事を正当化できる理由はいくらでもありますし

それ自体を悪いとも思えないどころか、悪いのは傷つけた相手以外にありません。

そうなってしまうと上手くいくものも上手くいかなくて当然のことです。

他人同士が一緒にいるのだから衝突が起こるのは当然のことです。

自分にとっては普通のことだったとしても、それによって傷つく人がいても不思議はありませんね。

出来ることならば、大切な人を傷つけたり傷つけられたりはしたくないものです。

被害者という名の加害者になってしまう前に出来ることはいくらでもあります。

そして、加害者という名の被害者も気づいて行動できることは沢山あるはずです。

傷つけ合って悲しい結末を迎えてしまう前に

お互いがなんとかしたい、そんな気持ちをもって努力をする覚悟があれば

なんとかなるものです。

どうしようもなくなってしまう前に自分自身をお互いに顧みていきたいものですね。